英検準1級のリスニング対策におススメのアプリを教えてほしいニャン
たくさんあるアプリから効果的に学習できるものを紹介するよ
英検準1級のリスニング対策に頭を悩ませていませんか?
忙しい生活の中、効果的にリスニング力を鍛えるためには、試験対策に適していてかつ自分に合ったアプリ選びがカギとなります。
しかし、どのアプリが効果的か分からず、手当たり次第に試してはそれだけで疲れてしまいますし、時間がもったいないです。
そこで今回は、英検1級&TOEIC960で元英語教員のじぃ~じが英検準1級のリスニング対策に役立つおススメの無料アプリ6選をご紹介します。
アプリの内容だけでなくメリットとデメリット、どんな人に向いているかを合わせてお伝えします。
あなたの学習スタイルにぴったり合うアプリがきっと見つかるはずです!
今回紹介するアプリは次の6つです。
TED
NHK WORLD JAPAN
英検®トレーニング
英語リスニング
Learn English(BBC)
VOA Listening
ざっと項目別にまとめたのが次の表です。
それでは1つずつ解説していきます。
TED
まずは有名なTEDのアプリです。
TEDは、世界中の専門家がプレゼンテーションを行う国際的なプラットフォームで、英語学習者にとっては高度なリスニング素材として人気があります。
テーマはテクノロジー、教育、心理学、文化など幅広く、学習者は自分の興味に合わせて選べます。英語のナチュラルなスピードや様々なアクセントに触れることで、リスニング力を高めることができます。
TEDのメリット
リスニング素材が多岐にわたり、学習者は興味を持って学ぶことができるため、モチベーションを維持しやすいです。
内容がリアルな英語であるため、試験を超えた実践的なリスニング力が身につきます。また、無料で利用できることも大きな利点です。
また、アカデミックな内容が多く、英語もフォーマルである点は英検準1級リスニングのPart2対策としても有効です。
TEDのデメリット
一部のプレゼンテーションは難易度が非常に高く、特に英検2級に合格したばかりの学習者では聞き取るのが難しいと思います。
また、スクリプトが用意されていない場合もあるため、聞き取りの補助が難しいと感じることがあります(字幕はつけられます)。
TEDに向いている人
英検準1級のリスニング対策としてTEDを使用するのが向いている人は、既にある程度のリスニング力を持ち、さらなるレベルアップを目指す人です。
特に、多様なトピックに興味があり、異なる話者のアクセントや表現を学びたい人におすすめです。
特に英検準1級のリスニングPart2では多彩なトピックや長文のリスニングに対応する必要があるため、TEDは最高のトレーニングになります。
さすが、英語力アップに評判のTEDだニャン
リスニングを得点源にしたい人におススメだよ
英検®トレーニング
英検3級から2級まで対応したリスニング練習アプリで、特にリスニング力強化を目的とした問題が豊富に揃っています。
問題形式は本番と同じように設計されており、各級の内容に沿ったリスニング演習が可能です。
簡単な音声から始まり、徐々に難易度を上げていくことで、試験に備えた段階的な学習ができます。
英検®トレーニングのメリット
試験形式に沿っているため、実践に近いリスニング体験ができることが大きな魅力です。
またスクリプトや日本語訳、問題の解説も充実しています。
多くの問題が収録されているので、反復練習を通じて実力を確実に伸ばせます。また、無料で使える部分も多く、コストパフォーマンスが良いです。
英検®トレーニングのデメリット
英検®トレーニングのデメリットとしては準1級に特化した内容が不足している(ない)ため、高度なリスニング練習には物足りないことがあります。
特に上級者にとっては、内容が基本的で、さらなるチャレンジを求める場合には別の教材が必要になることもあります。
英検®トレーニングに向いている人
英検2級の内容をしっかり復習し、準1級への橋渡しとして基礎固めをしたい人に適しています。
特に、リスニングが苦手で基本的なリスニング力をもう一度確認したい学習者には、このアプリが有効です。
コストを抑えながら、基本的なリスニングの力を維持したい人におすすめです。
英検2級までの基礎力を維持するのによいニャンね
リスニングが苦手な人はこのアプリから始めるのはとても良いね
NHK WORLD JAPAN
NHKが提供するNHK WORLD JAPANは、日本国内外のニュースを英語で聞くことができるアプリです。
ニュース形式で提供されるため、リスニング練習をしながら最新の国際情勢や日本のニュースを理解できます。リアルタイムのニュースを聴くことで、時事英語の知識も得られます。
NHK WORLD JAPANのメリット
ニュースを題材にしているため、試験やビジネスの現場で役立つ時事英語に慣れることができます。
リスニング練習と同時に、現代のトピックを学べる点が魅力です。
無料で多くのコンテンツを利用でき、広告が出ないのでとても使いやすいことも利点です。
またリスニングでありながら原稿にはかっちりとした英文法が使われているので、英検準1級リスニングに登場しやすい英単語や英文法を体感的に学習できます。
一定の長さの英文になるので英検準1級リスニングのPart2対策としてはもってこいです。
NHK WORLD JAPANのデメリット
スクリプトがついていない場合が多いため、聞き取りが難しい部分を確認できないことがあります。
また、ニュースのスピードが早く、初心者や中級者には難易度が高いと感じる場合があります。調整は可能ですが、1倍の下が0.5倍なのでやや幅が大きいな印象があります。
ニュースの内容は国際問題や政治問題が取り上げられることが多い印象があります。色々な分野の英語を学びたい時は自分でニュースを選ぶ必要があります。
NHK WORLD JAPANが向いている人
時事英語をリスニング学習に取り入れたい中上級者に向いています。
英検準1級レベルの学習者で、リスニング力を強化しつつ時事問題にも対応したい人におすすめです。
ニュース英語を学ぶことで、英検のトピックに関連した話題の理解も深めることができます。試験向けの英単語や英文法をしっかり取り入れたい人にもお勧めです。
中級者以上にはもってこいな内容だニャン
発音も聞きやすく英単語を学びやすいよ
英語リスニング
StudySwitch社が運営している英語ニュース・英語コラム・英会話配信サービスで英語リスニングアプリです。毎日新しい記事が配信され、ニュースだけでなくちょっとした豆知識も紹介され色々な分野の英語を聞くことが出来ます。
英語リスニングのメリット
英語リスニングは英会話や単語、最新のトピックなどコンテンツが豊富にあるところが魅力的です。トピック別に選べるようになっていますので、自分の興味があるもの、苦手な分野とその時にあわせて選択可能です。
また、速度も0.8倍や1.2倍など細かく調整できます。
さらに音声を聞く際は英語スクリプトのあり・なし、日本語訳のあり・なしを選べるので自分にあったレベルで調整可能です。
英検準1級リスニングのPart2では自分の知らない知識が話題になることが多いです。そのため、毎日配信される豊富な話題が聞くことが出来るアプリはとてもよい練習になります。
英語リスニングのデメリット
メリットの多いリスニングアプリ「英語リスニング」ですが、デメリットも少しあります。
まず、広告表示がやや多いです。アプリを立ち上げる時や、コンテンツを選んだ時に表示されるので間違えてクリックしそうになります。
また、あまり気にならない程度ですが音声が機械音です。英検準1級のリスニングはかなりナチュラルなのでその対応はこのアプリでは難しいかと思います。
英語リスニングが向いている人
英語リスニングはこれから英検準1級のリスニング対策を始める人や、リスニングが苦手な人に向いています。
また、特にPart2に苦手意識がある人は新しいトピックを毎日聞くことでかなりよいトレーニングになります。
TEDやNHK WORDL JAPANよりもより機能性も高く、英検準1級のリスニング対策向きと言えます。
ちょうどよいアプリニャンね
ほしい機能がそろっている感じだね
Learn English
Learn EnglishはBritich Councilが運営する英語学習者用のリスニングアプリです。大きな特徴としてはイギリス英語が聞けることと、内容を理解できたかどうかを確認できるチェック問題がついていることです。
また、British Councilという公的な機関が運営しているという点も安心できます。
Learn Englishのメリット
Learn Englishの最大のメリットはきれいなイギリス英語の発音が聞けることです。英検準1級リスニングでは半分くらいがイギリス英語の話者です。
イギリス英語の発音に慣れることは大きな得点源につながります。
また練習問題がついているアプリはとてもめずらしく、このLearn Englishが英語学習者用に作られていることがよくわかります。
スクリプトつきでデフォルトの速度はそこまで速くなく初心者向きといえます。速度を速くして耳を鍛えたい人は1.5倍速に変更可能です。
Learn Englishのデメリット
Learn Englsihのデメリットとしてはとにかく広告が多いです。クリックごとに広告が表示されるのでかなりわずらわしさを感じます。
また、話者がひとりの男性だけなので色々なバリエーションで学ぶことはむずかしいです。
英語学習や異文化を学ぶ要素が強いので、話題に偏りを感じます。
イギリスが運営するアプリなので日本語訳はついていません。
Learn Englishが向いている人
イギリス英語に苦手意識がある人のとっかかりとしては最良のアプリかと思います。
話題はバリエーションはないとはいえ、親しみやすいものも多いです。スクリプトもついていますので、確認しながら進められるのは安心です。
英語を読んで意味がわかるけど、リスニングになると苦手になるという人におススメです。
イギリス英語を聞きたいならこのアプリだニャン
スクリプトもついているので安心だよね
VOA Learning English
VOAはVoice of Americaの略でアメリカのニュースを配信してそのニュースをもとに英語を学べるという仕組みです。
英語学習者にとっておなじみの学習プラットフォームなので安心感もあります。
ニュースを元ネタにしているので話題が豊富で、スクリプトもあります。このアプリはトピックがレベル別になっており、easyとhardを選ぶことができます。
VOA Learning Englishのメリット
ニュースの話題が豊富なので英検準1級のリスニングPart2に対応するのにうってつけです。
速度調整も0.8倍、1.2倍、1.4倍と細かくできます。
スクリプトは全てついているので安心です。easy levelとhard levelとあり英文の難しさによって分けられています。
リスニングをトレーニングするために必要な機能は備わっていると言えます。
VOA Learning Englishのデメリット
VOA Learning Englishのデメリットはまず似たようなアプリが多くどれを選べばよいかわかりにくいということがあります。
VOAはVoice of Americaの略ですが、アメリカ政府が運営する海外向けラジオ放送のためその素材を利用し、名を語るたアプリがたくさんあるのです。
どれも似たり寄ったりなので、どれを選べばよいか少し大変です。同時にアプリの運営者が個人であったりするため信頼性に不安が残ります。
(今回紹介したアプリも機能はVOAを語るアプリの中でかなり使いやすいですが、アメリカ英語のはずがなぜかイギリスのマークになっています。)
その影響かどうかはわかりませんが、音声ががっつり機械音です。また広告も頻繁で煩わしい感じがします。
もちろん海外のアプリですので日本語訳がついていません。
まとめ~英検準1級リスニング対策におススメなのは~
これまで詳しい説明をお読みいただきありがとうございました。
再度特徴の一覧を見てみると
英検準1級リスニング対策としてバランス的に一番いいのが「英語リスニング」ではないかと思います。広告の多さが弱点ですが、そこさえ気にならなければリスニング学習としてほしいところに手が届くアプリです。
専用の教材はおススメ
この記事では英検準1級リスニング対策として効果的な無料のアプリを紹介しました。
とは言え、やはり英検準1級のリスニング対策としては専用の教材を使用するのが一番効果的です。
教材として無駄がなく、使用語彙やリスニングの速度、話題も全く過不足なく、充実しているからです。
最後におススメの教材を2つ紹介します。
英検分野別ターゲット英検準1級リスニング問題(旺文社)
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旺文社から出版されている「英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題」です。
こちらは旺文社のアプリ「英語の友」とも対応しており、スマホで手軽に音声を流せるうえに、速度調整もかなり細かく可能です。
もちろん、スクリプト、日本語訳ともにあります。
最新の過去問分析とそれに基づいた攻略ポイントを掲載しています。リスニング全般への取り組みにくわえて、パートごとに異なるアプローチを問題パターン別に習得できます。
オリジナル問題150問の中に、練習問題92問、模擬テスト58問(29問×2回分)を収録しています。
旺文社は英検との付き合いも長く、「英検対策なら旺文社を選んでおけば間違いない」と言い切れる出版社です。
最短合格!英検準1級リスニング問題完全制覇
英検準1級リスニング対策として最も口コミのよい教材が「最短合格!英検準1級リスニング問題完全制覇」です。
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過去5年分のデータを徹底分析し、出題傾向を元に160問のオリジナル問題が作成されています。
問題数が多く、たくさん練習したい人にはうってつけです。
スマホのアプリから音声も聞けるため、機能性も高いです。
もちろんスクリプト、日本語訳、速度調整が可能です。
英検準1級リスニング対策はやはり専用の教材がいいニャンね
クオリティや機能性も高く、むだがないからね
最後までお読みいただきありがとうございました
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